都合により一部ページを休載としました。 (2023年10月18日)
メモリアル・ミュージアムのトップページに、露風詩「大欅」を掲載しました。 (2015年4月14日)
Dioの会の本のご購入申し込みができるDio BOOKSを開設しました。 (2012年4月28日)
当ページのURLが新しくなりました。この新URLでお気に入り登録をお願いします。 (2012年4月1日)
ページ開設の手順をご紹介するページを加えました。ご参照願います。 (2012年1月21日)
まだ、ホームページを持たない活動のページ開設を応援させてください。活動を広げましょう。 (2011年10月22日)
オリジナルイラストを、各所に入れていきます。美大生のスタッフが加わりました。 (2011年9月20日)
基本のページを見て戴けるようになりました。サイト造りをつづけ、試作品を掲載していきます。(2011年8月21日)
study Webこと、World Wide Web WWWは、World Wide Webの略で、通常は単にWebと呼ばれています。コンピューターネットワーク(インターネット)上で提供されるハイパーテキストシステムであり、アプリケーション(応用技術)です。 参考リンクWorld Wide Web -Wikipedia |
Dio BOOKS ←クリックはじめに -Web学習のこころざしー サイト制作、などというカッコイイ言葉を使うことを許して頂いたとしても、制作を始めてから私は、まだ3年めです。しかも、ささやかなNPO活動としてのサイトを担当しているだけですから、趣味でホームページをやっているのとなんら変わりありません。 |
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魚があふれた海で泣いている女の人の絵は、竹久夢二の木版画「恋のはての海」です。この絵が掲載された『夢二画集 冬の巻』(明治43年)には、ペンペン草(なずな・三味線草)をモチーフにした扉がついています。「さみせんぐさ」は、夢二の別号であり、「宵待草」の原詩発表のときにもつかっています。このページのフラッシュは、『夢二画集 冬の巻』と「宵待草」の詩が、夢二の作品として同質のエレメント、冬の時代の悲恋、を内在していることをあらわそうとしています。
当初、女の人が乗った舟を後ろ向きに動かしたかったのですが、やってみると、何とも不憫なイメージでした。縦書きの詩が右から左へと読むことに合わせて動かし、舟を前進させるようにしました。
白紙のページを半透明の背景にして、通常は上に載せる画像を、その下で移動させています。そうすることで、版画が、切り絵のように、描かれた部分だけが動いているように見えます。背景に載せた三行詩「宵待草」(大正2年)が黒々と静止しているところを、海上の景色も草も波風に揺れながら通過していきます。
法的な著作権が消滅した作家の場合でも、著作者人格権が存在します。拙著『「宵待草」ノート』で扱った作品の鑑賞としてのフラッシュ制作ですが、夢二著作物の尊厳とそれがあらわしていることをそこねることなく伝えようと気遣いました。
--『「宵待草」ノート 竹久夢二と大正リベラルズ』(はる書房)については、Book reviewをご参照ください。-