活動・近況 報告


今年は、竹久夢二生誕130年の展覧会が各地で行われています。

Dioの会のサイト、メモリアル・ミュージアムでは、コラムに夢二を偲ぶ記事を載せることにしました。

(2014年夏)




岡落葉という画家に関心を持ち始めたところです。三木露風が編纂した『独歩詩集』(大正2年)の装幀が落葉であることなど、彼の少しばかりの仕事については伝わっています。ところが、岡落葉本人の詳しい足跡を知ろうとすると、文献などの手がかりがみつけられません。詩人と画家の交流に一役かった人らしいので、どなたかご教示いただけたら有り難く思います。

(2013年大寒)




研究会のお知らせページを、公開することができました。会員のみなさん方は、お手すきになったときに情報・原稿をそれぞれに掲載してくださることでしょう。ひとことに出版美術と言っても、少年少女雑誌や児童文化・文学、女性文化などにも関わりが深く、分野の幅は広がっています。各自の専門や取り組み方も微妙に違います。会員ページができていくことが楽しみです。

(2012年1月)




4月に、『「宵待草」ノート 大正リベラルズと竹久夢二』(Dioの会 / はる書房)を出しました。夢二の代表作「宵待草」を、彼自身の人生と、大正期前後のリベラルな文芸系譜のなかで考察しました。夢二の自由思想を、詩「宵待草」と彼が描く草花の概念をとおして、探ろうともしています。yoimatigusa
 3月の大震災のときには、夢二が大正大震災の直後にとった行動‐新聞・雑誌の画信記事により首都の様子を伝えたこと‐を、ことさらに想いました。彼の仕事を跡付けることには時間がかかりますので、とりあえず小休止、と思いながら気になっています。


春夏以降は、Webサイト作りと技術の習得に熱中していました。もともとは、メカニックなことには極度に弱く、心細いところもありますが、手作業と発信に、はまってしまったようです。

(2011年11月)






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