『昼夜帯』箱、同「画集 太陽のめぐみ」扉、奈良のうすれ日、宇治の茶畑、ラブレターを受取った女
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『昼夜帯』は、大正2年12月に洛陽堂から出された夢二の詩画集で、画集「太陽のめぐみ」と、詩集「夜咲く花」から成っています。表紙は、上半分が紺色、下半分が銀色で、背には、金字で「昼夜帯」と書かれています。名古屋帯とも言われたリバーシブルな帯の呼び名を、自分の絵と詩の仕事を集約した本の題名としたものです。
夢二、満30歳を前にした作品集で、代表歌も収録されています。
さだめなく鳥やゆくらむ青山の青のさみしさかぎりなければ