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 しばらくお休みしていた”山本有三を読む会”が、代表‐布川純子を中心に再開されました。
 これからは、月に一回程度の例会により活動し、山本有三の代表作「路傍の石」全編の注釈完成をめざします。作品の最初から一章ずつ読み進め、注釈の必要な語句・事柄を拾い出していきます。そして、各事項に対する調査とその発表を同時進行させて、注釈をつくりあげていきます。
 『日本の文学30 山本有三』(中央公論社 昭和40年)に「路傍の石 注解」がありますが、時を経て、今の世代には、読んでわかりにくい語句・事柄が増えました。作品のなかの時代を探りながら、「艱難汝を玉にす」などの古い言葉や、歴史的事柄、生活・風俗について注目していきます。例えば、作中の吾一少年が進学したかった「中学」とは、明治期のどのような学制によるものだったのかなど、作品の中の時代と生活を明らかにしていくことができればと思います。(2011年11月26日)

    なお、例会では、新潮文庫『路傍の石』(平成15年改版)をテキストとして用います。

 

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例会日程

  (例会は、原則として第四土曜日を候補として調整し予定します。)

時間:午後3時~5時(開室:午後2時30分~5時)
参加費:1回1,000円(会場費・資料代など) 会場:スペース☆アーク


〈次回予定〉
 日程未定 「学校」の章を読みます。(9/12は休会でした。)

<済み>
 5月30日(土)4名にて、「次野先生」「日本はどこにある?」を考察。