掲載誌 『少年倶楽部』

     syoku  1929(昭和4)年4月号 wikipedia 少年倶楽部より


 大正期から昭和期の少年向け雑誌として、挿絵入りの長編小説や連載漫画の数々を掲載した『少年倶楽部』は特筆される存在でした。中島菊夫の「日の丸旗之助」は、田河水泡「のらくろ」、島田啓三「冒険ダン吉」と並んで、戦前の『少年倶楽部』に登場しています。
 「日の丸旗之助」は、昭和10年1月から昭和16年9月まで同誌に連載されました。単行本になったのは、昭和12年で、出版社は、『少年倶楽部』と同じく講談社でした。その後も、旗之助のキャラクターに人気が集まり、続編やリバイバル版が数多くだされたと伝えられています。
 『少年倶楽部』が生み出した昭和の漫画として、中島菊夫「日の丸旗之助」を見直すことは、少年雑誌と漫画の文化史を再発見することにもなるでしょう。